審美的歯科治療

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が歯科医院で行なうホワイトニング治療です。
ホワイトニング剤に漂白力の強い過酸化水素を使用するので、短期間で効果を実感できます。通院回数はおおむね1～4回、1回の治療時間は1時間程度です。
白くなりやすいものの、色戻りがしやすい方法なので、白さを保つためには定期的な治療が必要です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、患者さま自身がご自宅で行なう治療です。
まずは歯科医院で歯型を取って、マウスピースを作製します。
ご自宅でマウスピースにホワイトニング剤を注入し、一定時間歯列に装着します。
低濃度の過酸化尿素を用いるのでゆっくりと作用します。オフィスホワイトニングと比べると効果を感じられるまで時間がかかりますが、色戻りがしにくいという特徴があります。

セラミック治療の種類

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  詰め物(インレー)

  比較的小さな虫歯は、虫歯部分を削り取って詰め物を埋め込んで治療します。詰め物は患者さまの歯型から作り、セメントでしっかり固着させます。
  セラミックの詰め物は歯の色と合わせて作るので、治療痕が目立ちません。
  金属と比べ耐久性に優れ摩耗や変色がしにくく、歯との接着面から再び虫歯になるリスクを低減します。前歯には適用できません。

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  被せ物(クラウン)

  虫歯治療で歯を大きく削った場合には、被せ物でカバーします。歯冠部全体を覆うような形になるので、金属を用いると目立ってしまいますが、セラミックで作製すると歯列に自然に溶け込みます。
  噛む力が強くかかる奥歯でも、問題のない耐久性があります。金属をまったく使用しない場合には、金属アレルギーの心配もありません。

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  ラミネートベニア

  歯が変色していたり、変形している場合には、ラミネートベニアも適用できます。爪につけるネイルチップのように、歯の表面にセラミック製の薄いチップを取り付ける方法です。すきっ歯の治療にも使用されます。
  ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削って接着します。日常生活で外れることはありませんが、歯ぎしりや食いしばりには気をつける必要があります。

セラミック素材の種類

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  ハイブリッドセラミック

  レジン（プラスチック）とセラミックを混ぜ合わせた素材が、ハイブリッドセラミックです。
  保険診療で用いる歯科用レジンは白色でも、天然歯の色味になじまず浮いて見え、強度も低い素材です。
  セラミックと混ぜ合わせることで劣化しにくくなりますが、透明な質感を再現するのは難しく、前歯には適しません。
  比較的費用を抑えられる方法です。

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  メタルボンドセラミック

  メタルボンドセラミックとは、金属の土台をセラミックで覆った補綴物です。
  金属で補強されているので耐久性があり、割れにくいという特徴があります。
  表面はセラミックなので、患者さまの歯の色味に合わせて、自然な見た目に仕上げることができます。前歯に使用しても問題ありません。
  金属アレルギーの方には、使用できない場合があります。

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  オールセラミック

  オールセラミックは、金属やレジンを使用せず、すべてセラミックで作製します。
  メタルボンドセラミックより強度は劣りますが、より自然で美しい透明感があります。審美性が高いので、前歯にも適した素材です。
  劣化しにくく、食べ物で着色しにくいという特徴があります。
  金属はまったく用いないので、金属アレルギーの方でも安心して適用できます。

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  ジルコニアオールセラミック

  ジルコニアとは、人工ダイヤモンドともよばれる素材です。硬度が高く耐久性があります。
  ジルコニアオールセラミックは、ジルコニアの土台をオールセラミックで覆ったものです。ジルコニアで補強されるので、オールセラミックスよりも高い強度が特徴です。
  見た目は天然歯同然の仕上がりとなり、前歯にも適しています。